あなたはクレジットカードを何枚持っていますか?
1枚ですか?それとも2枚、それとも3枚以上?
現金を使用する方もいらっしゃるかもしれませんが、クレジットカードの利用には多くのメリットがあります。
クレジットカードにはさまざまな特典や優待サービスが用意されていますよね。
それらを用途に合わせて使い分けることで、さらなる恩恵を受けることができます。
複数のクレジットカードを所有することで、さまざまな特典やサービスを享受できだけでなく、メインカードとサブカードを使い分けることが一般的。
3枚、4枚と保有枚数を増やすことで、より効率的にクレジットカードを利用できるケースも増加しています。
- クレジットカードの3枚目、4枚目以上の審査について
- クレジットカードの3枚、4枚持ちをおすすめする理由
- クレジットカードの多重申し込みの注意点
- クレジットカードを複数枚作るこつ
クレジットカードを複数枚使い分けるメリットやデメリット、保有枚数を増やす際のポイントや審査に関する詳細な解説をご紹介します。
これから複数のクレジットカードを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
クレジットカードは4枚目以上でもクレヒスが良好なら審査に影響なし

複数のクレジットカードを所有している場合、新たにクレジットカードを作ろうとすると、審査が通りにくいとの誤解が広まっています。
でも実際にはカードの所持枚数が審査に大きな影響を与えることはほとんどないんです。
3枚と4枚では差がほとんどないと言えるでしょう。
カード所有の実態
JCBの最新の調査によれば、日本人の平均クレジットカード保有枚数は3.3枚です。
また、4枚以上のクレジットカードを所有している人が多く存在しています。
あなたのクレヒス(クレジットヒストリー)が良好であれば、10枚のクレジットカードを所有することも可能です。
私は10枚持っています。
注意すべきポイント
クレジットカードを多く所有することにはデメリットも存在します。
10枚持っていても、実際に使用するのは3、4枚程度でしょう。
過剰なクレジットカードの所有は、デメリットが大きくなり、注意が必要。
※デメリットは後述しています。
クレヒスが良好であっても、無駄なカードの保有は避け、賢明な選択を心がけましょう。
クレジットカードの多重申し込みに注意

クレジットカードを複数枚申し込むことが、クレジットカード会社にとって潜在的なリスクを引き起こすことがあります。
その結果、なかなか審査に通過できないなんてことも。
クレジットカードの多重申し込みが、クレジットカード会社にとってどのようなリスクとなるのか?
その背後にある理由に焦点を当ててみましょう。
クレカを短期間に複数枚申し込むこと
クレジットカードの多重申し込みは、短い期間に何度も異なるクレジットカードを申し込むことです。
クレジットカード会社は、貸し倒れのリスクが高いと見なす場合があり、そのため通常、厳格な審査が行われます。
短期間に複数回申し込むと、審査がより厳しくなる傾向が。
クレジットカードの申し込み履歴は通常、信用情報機関に最大で6ヶ月間保存されます。
日本には主に3つの信用情報機関が存在しており、それぞれ異なる系列に所属しています。
- CIC(シー・アイ・シー)はクレジットカードおよび信販会社系列
- JICC(日本信用情報機構)は信販会社および消費者金融系列
- 全国銀行個人信用情報センターは金融機関系列
クレジットカード会社は通常、信用情報機関と提携または加盟しています。
あなたが初めて申し込んだクレジットカードとは別に申し込んだ場合でも、信用情報機関の情報を基に多重申し込みとして判定されることがあります。
クレジットカード会社が警戒するポイント
クレジットカード会社が最も懸念する事柄は、債務不履行です。
4枚目のクレカを手に入れようと考え、わずかな期間で何枚ものクレジットカードに応募する方々には、次のようなニーズが見受けられます。
- 既存のクレジットカードの限度額いっぱいに買い物をしたくなる
- 急いでキャッシングを利用したい
これらの要因は、通常、経済的な課題を抱えている方々に多く見られ、そのため信用リスクが高まり、審査の通過が難しくなるんです。
一度に3枚以上のクレジットカードの申し込みを行うと、審査に通らない可能性が高まります。
さらに、一度審査に落ちると、再度の審査が難しくなりますよ。
クレジットカードが必要な状況で一度審査に落ちると、他社に応募することが一般的ですが、この申し込みの事実は6ヶ月間保持されます。
なるべく前回の申し込みから6ヶ月経過してから新たな応募をすることが賢明です。
新規入会キャンペーンでお得なメリットがある
クレジットカードには、新規入会キャンペーンや初年度無料のメリットがあります。
新規入会キャンペーンは、入会後数ヵ月から1年ほどにわたり、大きなメリットを提供していることが一般的。
一度に複数枚の申し込みができる場合、一度に複数の特典を受けることができ、お得感を感じることができるでしょう。
ただし、特典の内容が重複する場合もあります。
利用金額に応じたポイントアップなどが同時に提供されることがあるため、
キャンペーン期間中は、1枚のカードに絞り、集中的に特典を受ける方がよりお得な場合があります。
特典の中身や期間をよく確認し、申し込む前に注意深く検討することが重要。
短期間に複数のカードを申し込むと、カード会社の審査が厳しくなる傾向があることはお伝えしまた。
入会初年度の特典を最大限に活用するためにも、多重申し込みは避けるべき。
お得な特典を逃さず上手に利用し、クレジットカードを有効に活用しましょう。
「申し込みブラック」になる可能性もある

多重にクレジットカードなどのキャッシング商品に申し込むと、、、やばいですよ。
最悪の場合、申し込みブラックに登録され、6ヶ月から1年間ぐらいは審査が通りにくくなります。
申し込みブラックとは、短期間に複数のキャッシング商品に申し込むことで、ローンやクレジットカードの審査が難しくなる状態。
クレジットカードでポイントをお得に貯めるために複数のカードに申し込みたくなる気持ちは理解できます。
でも短期間に複数枚のクレジットカードに申し込むと審査落ちのリスクが高まります。
具体的には半年間に4枚以上の申し込みがあると、カード会社は下記のうような判断しやすくなります。
- お金に困っている人なのかもしれない
- 入会キャンペーン目的の人なのかもしれない
カード会社は申し込み者の経済状況を確認するために、個人信用情報機関の情報で審査します。
短期間に複数枚のカードに申し込んだ場合、その記録が個人信用情報機関に残り、信用が不安定な申し込み者と見なされる可能性があるんです。
クレジットカードは3枚、4枚持ちがおすすめ

クレジットカードの利用は急速に広がり、国内の発行枚数は3億枚に迫る勢いです。
2022年のJCBによる調査によれば、20代から60代までの男女の85%以上がクレジットカードを保有しており、
1人あたりの平均保有枚数は3.3枚となっています。
調査結果には1枚しか持っていない人や10枚以上持ってる人もいますが、平均的には2〜4枚のクレジットカードを持つことが一般的。
これは、クレカは一枚では足りないと感じる人が増えていて、複数枚所有することが一般認識となっていることを示しています。
クレカの3枚、4枚持ちは使い分けはメリットがある
クレジットカードを3枚や4枚持つ利点は、異なるシーンでの使用による使い分けが挙げられます。
ポイント還元率がその代表例で、
- スーパー
- コンビニ
- ガソリン
- グルメ
- 旅行
- レジャー、など
頻繁に利用する店舗に適したカードを使い分けることで、ポイントの獲得がより効率的になります。
各クレジットカードの特徴を組み合わせ、足りない部分を補強する使い分けも可能。
クレカごとの付帯特典が違うことは、ご存知でしょう。
1枚目にない特典が2枚目に、1枚目と2枚目にない特典が3枚目に付帯したカードを選ぶなど、
各カードの得意分野を活かして効果的な利用ができます。
それにより多彩な特典を享受できるだけでなく、カードごとのパフォーマンスを最大限に引き出すことができますよ。

クレジットカードを複数持ちする6つのメリット

もう少し、メリットについて説明します。もちろんデメリットも。
クレジットカードには主に「プロパーカード」と「提携カード」の2種類があります。
プロパーカードはクレジットカード会社が自社で発行しているものです。
一般的にはステータスが高く、ポイント還元率や付帯保険などのバランスが良いのが特徴。
一方、提携カードはクレジットカード会社が他企業と提携して発行しています。
特定の店や場所でお得になったりポイント還元率が高かったりと、何らかの特長があります。
それぞれのカードには異なるサービスや特典がありますので、複数のカードを所有することで多彩なメリットを享受できます。
メインカードとサブカードを賢く使い分けることで、日常生活をより豊かにすることができるでしょう。
複数のカードを持つことで得られるメリットには、具体的に以下の5つがあります。
カードごとに使い分けて家計の管理ができる

家計を管理する際には、クレジットカードの賢い使い分けが役立ちます。
- 光熱費や家電の支払いには「メインカード」を活用する
- 毎日の食料品などのお買い物には「サブカード」を利用する
メインとサブを分けることで、支出の明細が分かりやすくなります。
この使い分けにより、それぞれの費用の支出額を把握しやすくなり、家計の管理がスムーズになるんです。
さらに楽しみながら効果的にクレジットカードを利用するために、
- メインカードでは、家族旅行用のマイルを貯める
- サブカードでは、楽天スーパーポイントなどの共通ポイントを積み上げる
といった方法も検討できます。
これにより特典やポイント還元率を最大に活用しながら、家計の節約や貯蓄にも貢献できますよ。
クレカによってポイント還元率の高い店を選べる
ポイント還元率の異なるクレジットカードを活用することで、ネットショップや特定のスーパーでよりお得に買い物ができます。
各クレジットカードは提携店ごとに異なる還元率を提供しています。
メインのクレジットカードは普段使いに適しており、ポイント還元率が高く汎用性があります。
よく訪れるスーパーではそのスーパーでの還元率が高いクレジットカードを「買い物カード」として利用し、特有の特典を享受できます。
計画的な使い分けによってより高いポイント還元率を実現し、お得な買い物が可能です。
電子マネーにチャージすることでポイントが獲得できる

電子マネーへのチャージでポイントをGETできます。
複数の電子マネーを使用している場合、複数のクレジットカードを持つと便利。
- WAONには「イオンカード」
- nanacoには「セブンカード・プラス」
- 楽天Payには「楽天カード」
特定のクレジットカードでしかチャージできない電子マネーもあります。
クレジットカードの制限がない電子マネーでも、通常は同じグループのクレジットカードを利用するとメリットがあります。
Suicaの場合、「ビューカード」からのチャージでポイントがアップしますし、
楽天Edyでは楽天カードを使用することで、チャージとEdy利用分の楽天ポイントを二重に得ることができます。
電子マネーだけでは貯まりにくいポイントも、クレカとセットで使うことでポイントの複数獲得が可能。
カードごとに様々な特典やお得なサービスが利用できる
サービスの向上を考えると、例えば飛行機をよく利用する方は空港ラウンジが魅力的。
高いステータスのクレカを持つと、「プライオリティ・パス」などの空港ラウンジを無料で利用できることがあります。
各社のゴールドカードやプラチナカードには、通常のカードにはない空港ラウンジの利用権や充実した旅行保険などの特典も付いています。
クレジットカードによっては、
- グルメ・レストランでの優待特典も
- 飲食代金が10~30%割引
- ワンドリンク無料
などのサービスが受けられます。
メインカードはサービスが充実している高級クレジットカードを選んで、
サブカードはポイント還元率が高いものにすると、優待サービスとポイントの双方を享受できます。
それに複数のクレジットカードを持つことで異なる特典を活かせます。
入会特典も充実しており、クレジットカードを発行するだけで大量のクレカポイントを手に入れることも可能。
例えば、「楽天カード」は楽天市場、「イオンカード」ならイオン系列でのポイント還元がアップし、入会特典も魅力的です。
付帯保険の補償の幅が広がる
クレカにはそれぞれ付帯保険が充実しています。
プロパーカードには、
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- 不正利用保険
- ショッピング保険
などのサービスが含まれています。
さらに、ETCカードや家族カードの発行などの追加カードも利用できます。
ただし、全額の補償ができない場合もあります。
特に旅先で急な入院や手術が必要になった場合、1枚のカードだけでは不安。
そこで、2枚以上のカードを組み合わせることで、より高額な補償を受けることができる場合があります。
例えば、1枚目のカードが100万円の補償で、2枚目のカードが200万円の補償があれば、合計で300万円の補償が得られます。
安心感を得るために、複数のカードを有効活用することがおすすめ。
万が一の緊急時に困らない
クレジットカードを複数持つと、利用の幅が広がり、システムトラブルやICチップの故障などのトラブルにも安心。
何か問題が生じた場合、予備のカードで支払うことができるから。
カードの国際ブランドも重要です。
Visa、JCB、MasterCard、American Expressなど、1枚につき選べる国際ブランドは一つです。
各ブランドの特性を考慮し、使い勝手や利用可能な店舗に注意が必要ですが、複数のブランドを持っていれば多くの場所で利用できます。
一枚しか持っていない場合、盗難や紛失、磁気の弱化などでカードが利用できなくなれば、現金で支払うしかありません。
海外では現金が使えないといったこともあり、海外でのトラブルには迅速な対応が求められます。
でも二枚目以降のカードを持っていると、思わぬ事態にも慌てず対応でき、安心感があります。
なのでクレジットカードを2枚以上持っておくことは、予期せぬ状況に備え、安心感を得る手段となりますね。
クレジットカード複数持ちのデメリットは?

複数のクレジットカードを持つことには利点があります。
逆に過度に持つと問題が生じることも。
クレカを効果的に利用するためには、そのデメリットも考慮する必要があります。
年会費による維持費
はじめに思いつくデメリットは、年会費が発生するということです。
最初は無料でも、2年目から年会費がかかったり、利用しなければ年会費が発生するカードもあります。
これらのカードは使わなくても年会費がかかるため、恩恵を感じられなければ解約を検討するべきです。
一つのクレジットカードでなく複数を所有する際、年会費の合計が結構な金額になることがあります。
使うクレジットカードが増えると、毎年の支払いも増えるため計画的な選択が重要。
年会費無料のサブカードを選んだり、2枚目以降のカードは発行前に全ての年会費を確認するなどの工夫が必要です。
ポイントが貯まりにくいし使えないことも
カードの特典を有効活用するために、クレジットカードを散らばらせるとポイントの蓄積が難しくなります。
店舗で利用可能なポイントが1ポイント単位であれば問題はありません。
でも一部のクレカでは特典交換において「最低交換ポイント数」が設定されています。
期限内にそれを達成しないと交換が不可能な仕組みです。
年にわずか50ポイントしかたまらない200ポイント単位のカードの場合、そのままでは非効率的で、効果的な利用が難しい。
複数のカードをまとめることで、ポイントの蓄積も集約され、利用がしやすくなります。
複数のクレジットカードを所有している場合は、ポイントの「失効日」や「利用方法」を確認しておくことが重要。
端数でも利用可能なポイントなら、無駄なく活用することができます。
利用限度額の増額が難しくなる
クレジットカードの限度額は、申込者の支払い能力に応じて設定されます。
メインカードに加えて無差別にサブカードを取得すると、制限額が急速に達してしまうことがあります。
大きな買い物や海外旅行などでメインカードの限度額を引き上げたい場合、サブカードを過剰に取得していると増額が難しくなることも。
サブカードの使用が過度になると、メインカードの限度額が減額されることもあります。
未使用のカードを多く所有していると、それぞれの利用枠が無駄になることがあるので、不要な場合は、解約を検討しましょう。
引落日を忘れたり管理が煩雑になることがある
複数のクレカを所有すると、各カードごとに異なる限度額や締め日、支払い日があるため、効果的な管理が必要です。
特にカードの枚数が増えると、一層管理が複雑になります。
異なるカード会社では引き落とし日が異なり、契約口座も異なることがあり、
そのため「いつ・どの口座で引き落としをするのか」を覚えることは容易ではありません。
複数の口座を所有している場合、どれか一つでも残高が不足しているときは十分な注意が必要。
また、月の利用料金が多い場合は、引き落としのミスが発生しやすくなります。
即座に支払ったとしても、延滞履歴が残ってしまい、融資や新しいカードの発行が難しくなる可能性があります。
引き落とし日を選べるカードもありますが、全てのカード会社がこれに対応していません。
なので口座の残高を確認し、定期的なチェックが必要です。
毎月の支払日を設定できるリマインダーアプリやメモ帳アプリを使用すれば、スムーズな管理が可能ですよ。
支払い能力があるにもかかわらず、突然引き落とし口座が残高不足になり、クレヒスに悪影響を与えるなんてバカらしいですよね。
暗証番号やID・パスワードを管理がおろそかになる
暗証番号や口座の管理が煩雑になり、不正利用のリスクが高まります。
複数のクレジットカードを所有すると、暗証番号や銀行口座の管理が困難になりがち。
かといって同じ暗証番号を複数のカードで使用することはセキュリティ上の危険が伴います。
でもカードごとに異なる暗証番号を設定すると、その記憶が難しくなることもあります。
同様に、銀行口座をカードごとに使い分ける場合、残高の確認や口座管理に課題が生じる可能性があります。
暗証番号や口座情報を十分に把握できなくなると、不正利用に気付かない可能性が生じ、それがクレジットカードの過剰な発行によるリスクとなります。
そういった場合も、パスワード管理アプリやロック付きのメモ帳アプリで管理するのもいいでしょう。
クレジットカードの3枚目以上のメインとサブを使い分ける選び方

クレジットカードを複数持つ際の基本は、メインカードとサブカードを使い分けること。
複数のクレジットカードを持つことで、シーンごとに使い分けたり、特徴を組み合わせたりすることが重要です。
メインカードとサブカードは、それぞれ主役と脇役として機能します。
基本的な区別は、カードが使う人の主役となるか、特定のシーンでのみ脇役として活用されるかにあります。
メインカードは、普段の支出やポイント還元を目的に使用されるカードであり、ステータスやブランド力があります。
一方で、サブカードは海外利用や特定店舗での利用が主で、活用度が高いカードです。
普段の支出に利用する際は、ポイント還元率が高いメインカードが効率的。
ステータスの高いクレジットカードや、信頼性があるブランドのカードもメインカードとして適しています。
年会費で選ぶ
年会費が無料なクレジットカードを複数枚持っても、負担はありません。
3枚目や4枚目のカードを考える際、年会費が無料のものを選ぶと維持コストを抑えられます。
クレジットカードの枚数が増えると、年会費分の支出が増え、1枚1枚の年会費が少額でも財布に圧迫をかけます。
これは家計を節約するうえで重要なポイントです。
持っていない国際ブランドを選ぶ

クレジットカードの国際ブランドは、ショッピングでポイントになる要素の一つです。
主な国際ブランドには以下の5つがあります。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
これらのブランドごとに加盟店数が異なり、世界中で最も加盟店が多いのはVISAで、次いでMasterCardが続きます。
JCBは国内での利用において十分な加盟店があり、近年では東南アジアでも増加傾向にあります。
アメックスやダイナースクラブは、ステータスカードとして知られていますが、加盟店数は他の国際ブランドに比べて少ない傾向です。
ただし、JCBは国内や海外でも広く利用でき、ダイナースクラブは海外のディスカバー加盟店でも利用可能です。
国際ブランドを組み合わせることで、利用シーンが広がります。
VISAやMasterCardは世界的に利用されており、異なる国際ブランドを持つことで、より便利にショッピングを楽しむことができます。
中国旅行には銀聯カード
中国旅行では銀聯カードが必要です。
基本的に、海外旅行においてはVISAとMasterCardの組み合わせが効果的。
でも中国に関しては銀聯カードが特に使い勝手が高く、出張や旅行時には持参することが一般的です。
よく利用する店やオンラインショップで選ぶ
クレジットカードには、スーパーやコンビニ、家電量販店、百貨店などでのお得なポイントや割引があるものがあります。
1枚のクレジットカードで全ての商業施設で特典を得ることは難しいです。
ですので、各商業施設でお得な利用ができるクレジットカードを複数枚持つことが理想的です。
よく訪れるお店ごとに、ポイント還元率アップや割引が受けられるクレジットカードを使い分ければ、効果的にポイントを稼げます。
複数のカードをうまく使いわかれば、お得な買い物ができ、経済的なメリットが生まれるでしょう。
海外旅行における付帯保険の補償内容で選ぶ

海外への旅行では、怪我や病気などのトラブルに備えることが大切です。
医療費は日本よりも高額で、入院や手術が必要な場合も考えられます。
クレジットカードの海外旅行傷害保険は、最低でも数百万円の医療費をカバーしますが、1枚のカードだけでは不足することもあります。
そのため、補償が充実した保険会社の海外旅行保険に加入する人もいますが、
複数枚のクレジットカードを持つことで、補償内容を合算することができます。
特に傷害死亡や後遺障害に関しては、最も高額な補償が適用されます。
保険会社の旅行保険に加入しなくても、複数のクレジットカードを活用して安心して海外旅行を楽しめますよ。
優待サービスや付帯特典、キャンペーンで選ぶ
優待サービスやキャンペーンを利用する際、クレジットカードの付帯特典はカードごとに違います。
女性向けの特典やロードサービスがあるなど、個性的なものがあります。
グルメやレジャー、カラオケなどでの優待も受けられ、複数のカードを持つことでシーンに応じて柔軟に使い分けられます。
3枚目や4枚目におすすめのクレジットカード
ここでおすすめするクレカは、クレヒスに問題がなければ、審査に通りやすいカードです。
ですが、これらのクレカが作れないとなると、ちょっとヤバいことに、あなたのクレヒスに問題があるかもしれません。
すべて年会費無料なので、持っていては損はありませんよ。
セゾンカード デジタル【国内初の完全ナンバーレスカード】

特徴
SAISON CARD Digital(セゾンカード デジタル)は、カード番号が券面に印字されていない「完全ナンバーレス」のクレジットカードです。
デジタルカードが最短5分で専用スマホアプリに発行されたあと、後日プラスチックカードが届きます。
カード番号や利用明細はスマートフォンアプリ「セゾンPortal」で確認できます。
また、お申し込み後最短5分でデジタルカードを発行し、オンラインショッピングや電子決済にすぐに利用できます。
年会費は永久無料で、国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、アメリカンエキスプレスから選べます。
基本情報
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA・Master・JCB・Amex |
還元率 | 0.5% |
ポイント種類 | 永久不滅ポイント |
マイル交換 | ANA・JAL |
ETCカード | 無料 |
家族カード | 無料 |
国内旅行保険 | なし |
海外旅行保険 | なし |
付帯サービス | カード不正利用補償、他多数 |
タッチ決済 | ID・QUICK Pay・Suica・Pasmo |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay |
最短発行時間 | 最短5分 |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
メリット・デメリット
- ⭕️カード番号が券面にないため、盗み見やスキミングなどの不正利用を防ぐことができる。
- ⭕️スマホアプリでカード情報や利用明細を確認できるため、管理が簡単。
- ⭕️カードデザインを気分に合わせて変更できるため楽しい。
- ポイント還元率は0.5%と普通
こんな方におすすめ
- とにかく少しでも早くクレカが欲しい
- 年会費を無料で使いたい
- スマホアプリで簡単にカード情報や利用明細を確認したい
- オンラインショッピングや電子決済をよく利用する
- 年会費が永久無料で入会キャンペーンも豊富なカードを探している
楽天カード【楽天ポイントがザクザク貯まる】

特徴
楽天カードの特徴でありいちばんのメリットは、年会費永年無料で楽天ポイントがザクザク貯まるところ。
楽天ポイントはマイルや他のポイントにも交換できるので、なにかと便利です。
勤務先への在籍確認の可能性も低いので気軽に入手できるクレジットカードとして人気です。
年会費も無料なのでスマホに登録しておいて使わなくても費用はかかりません。
楽天カードを楽天Payに登録することで、楽天ポイントを三重に獲得することができるんです。
複数カードを所有するカードのうち、絶対に持っておきたいカードでしょう。
基本情報
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA・Master・JCB・Amex |
還元率 | 1% |
ポイント種類 | 楽天ポイント |
マイル交換 | ANA |
ETCカード | 年会費550円(ダイアモンド・プラチナは無料) |
家族カード | 無料 |
国内旅行保険 | なし |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 |
付帯サービス | カード盗難保険など多数 |
タッチ決済 | VISA・Master・JCBはタッチ決済可能 |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay・楽天Pay・QUICPay |
最短発行時間 | 通常1週間〜10日前後 |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
メリット・デメリット
- ⭕️楽天Payや楽天ポイントカードなどを合わせるとポイント三重取り可能
- ⭕️楽天ポイントの使い道や交換先が豊富
- ⭕️楽天市場の利用でいつでも還元率3.0%
- 公共料金の支払いでは還元率が0.2%に下がる
- 国内旅行傷害保険がない
- カード発行まで時間がかかる
キャンペーン情報
- 新規入会と利用で合計5,000ポイントもらえます
- 楽天ペイアプリを始めると最大1000ポイントがもらえる
こんな方におすすめ
- 楽天市場や楽天トラベルなど楽天グループをよく利用する人
- とにかく楽天ポイントをたくさん貯めたい人
- 年会費をずっと無料で使いたい人
- クレジットカードの2枚持ちを考えている方
エポスカード【ポイントを2倍から30倍までアップ可能】

特徴
エポスカードは、入会金・年会費永年無料のクレジットカード。
最短即日発行が可能で、海外旅行保険が自動付帯されています。
国際ブランドはVisaで、カード番号が券面に印字されていない「完全ナンバーレス」のデザイン。
エポスポイントという独自のポイント制度があり、お買い物や家賃の支払いなどでポイントが貯まります。
エポスNetというオンラインサービスや、エポスアプリで、カード情報や利用明細を確認したり、ポイント交換やキャッシングなどの手続きができます。
基本情報
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA |
還元率 | 0.5% |
ポイント種類 | エポスポイント |
マイル交換 | ANA |
ETCカード | 無料 |
家族カード | なし |
国内旅行保険 | なし |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 |
付帯サービス | tsumiki証券で少額から投資 |
タッチ決済 | Visaタッチ決済・QUICPay |
スマホ決済 | Apple Pay・EPOS Pay |
最短発行時間 | 最短5分 |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
メリット・デメリット
- ⭕️海外旅行保険が自動付帯されている
- ⭕️年4回のマルコとマルオの7日間で10%OFF
- ⭕️エポスポイントUPサイトに登録されたネットショップでの買い物をで、還元率2〜30倍にアップ
- ⭕️カード番号が券面にないため、盗み見やスキミングなどの不正利用を防止
- ⭕️家賃の支払いでもポイントが貯まる
- 基本の還元率は0.5%と低め・・・
キャンペーン情報
- スターバックス カードオンライン入金・オートチャージするとエポスポイントを2倍プレゼント
こんな方におすすめ
- とにかく少しでも早くクレカが欲しい
- マルイや優待を多く使う
- 年会費をずっと無料で使いたい
- 全国のさまざまな店舗で優待を受けたい
- スマホアプリで簡単にカード情報や利用明細を確認したい
イオンカード【イオングループでお得にお買い物ができる】
特徴
※イオンカードはネットやスマホアプリで、カード情報は確認できませんが、デジタルカードとして発行されるので掲載しました。
イオンカードは、クレジットカードと電子マネーWAONが一体となったカードです。
最短5分でデジタルカードが発行されて、すぐに利用することができ、後日プラスチックカードが届きます。
イオンモールやイオンのスーパーなどでの利用が多い方に特化しているんです。
WAON POINTは1P=1円で使え、イオングループのお店だけでなく、コンビニや飲食店などで使える便利な電子マネーです。
イオンカードセレクトは、イオン銀行を同時に申し込み、クレカ機能とキャッシュカード、WAONが一体のカードでとても便利です。
,基本情報
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA・Master・JCB |
還元率 | 0.5% |
ポイント種類 | WAON POINT |
マイル交換 | JAL |
ETCカード | 無料 |
家族カード | 無料(3枚まで) |
国内旅行保険 | なし |
海外旅行保険 | なし |
付帯サービス | ショッピングセーフティ保険 |
タッチ決済 | 対応 |
スマホ決済 | Apple Pay・AEON Pay・かながわPay |
最短発行時間 | 最短5分(21:30までの申し込み) |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
メリット・デメリット
- ⭕️イオングループの対象店舗でのご利用はいつでもポイント基本の2倍
- ⭕️毎月20日・30日は5%OFF
- ⭕️カード番号は裏面に記載されており覗き防止
- 旅行保険がない
こんな方におすすめ
- とにかく少しでも早くクレカが欲しい
- イオングループの店舗をよく使う人
- 旅行保険がないのでお買い物専用として使いたい人
- キャッシュカードと一体になったクレカを使いたい人
- 年会費をずっと無料で使いたい人
JCB カード W【18〜39歳限定でポイントが常に2倍以上】
特徴
JCBカードWは、18歳~39歳の方を対象とした、年会費永年無料でポイント還元率の高いクレジットカードです。
JCB一般カードのポイント還元率は、0.5%ですが、JCBカードWは2倍の1.0%なので、かなりのお得感です。
また【JCBカードW Plus L】という女性専用のカードも用意されており、女性向けの保険やサービス、優待などがあります。
カード番号が券面に印字されていない「完全ナンバーレス」のデザインでセキュリティ面でも安心できるでしょう。
16桁の番号などのカード情報や利用明細は、MyJCBアプリで確認ができます。
カード番号が券面に印字されている通常のカードもあります。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB |
還元率 | 1.0% |
ポイント種類 | Oki-Dokiポイント |
マイル交換 | ANA・JAL |
ETCカード | 無料 |
家族カード | 無料 |
国内旅行保険 | なし |
海外旅行保険 | 最高2,000万円、ショッピングガード保険最高100万円 |
付帯サービス | 利用通知や使いすぎ防止アラートの設定、他 |
タッチ決済 | QUICK Pay |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay |
最短発行時間 | ナンバーレスなら最短5分(9:00~20:00) |
申し込み条件 | 満18歳~39歳(高校生は除く) |
メリット・デメリット
- ⭕️最高100万円の海外ショッピングガード保険が付帯
- ⭕️最高2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯
- ⭕️いつでもポイントが2倍
- ⭕️女性専用のJCBカードW plus Lがある
- 国内旅行の保険がない
- キャンペーン情報
キャンペーン情報
- 新規入会限定で、Amazonで買い物に利用すると最大10,000円キャッシュバック!(2023年9月30日まで)
- ・家族追加で最大4,000円キャッシュバック!
こんな方におすすめ
- 18歳~39歳で初めてクレジットカードを持ちたい人
- 年会費をずっと無料で使いたい人
- スターバックスやAmazon、セブンイレブンでよく買い物する人
- 入会キャンペーンも豊富なカードを探している人
- スマホアプリで簡単にカード情報や利用明細を確認したい人
多重申し込みでもクレジットカードを作るコツ

クレジットカードを申し込む際、多重申し込みにならないように気をつけることが重要。
その際、クレジットカードヒストリー(クレヒス)を整えておくことがポイントです。
クレヒスをきれいに保つことで、審査の際に有利な条件を築くことができます。
クレジットカードの審査はクレヒスを重視する傾向がありますので、慎重な管理が求められます。
クレヒスを整えることで、スムーズな審査を受けることができ、望むクレカを取得する確率が高まりますよ。
クレジットカードの審査の流れ
クレジットカードの審査は、申込書や本人確認書類を基に行われます。
各クレジットカード会社は独自の基準で審査を行い、信用情報機関を通じて過去の利用履歴を確認します。
審査基準はカードごとにわずかに異なり、申込書をもとにしてさまざまな要因が考慮されます。
審査では、多重申し込みや延滞の有無などが重要なポイント。
職業や年収、家族構成、住居状況も考慮され、これらの情報が合算されて総合的な判断が下されます。
審査に合格すれば、クレジットカードが発行されます。
不合格の場合、信用情報機関には申し込み事実のみが記録され、この情報は長期間残り、審査不合格の結果が明らかとなります。
クレヒスについて
クレジットヒストリー、通称クレヒスは、これまでのクレジットの利用履歴を指します。
クレヒスは主に、個人信用情報機関およびクレジットカード会社が保有する2つのカテゴリーに分かれます。
個人信用情報機関では、クレジットカードや携帯電話の契約時期、過去2年分の入金状況、そして直近の請求額などが5年間保管されます。
一方、クレジットカード会社による情報の保管期間は企業ごとに異なり、通常は5年以上が一般的。
クレヒスがクレカの審査に影響を与える際、1社での延滞はその会社限定の事故となり、同社で新しいカードを取得するのが難しくなります。
逆に、延滞のない支払い履歴が数百万円に達した場合、その会社にとっては優良顧客と見なされ、カードのグレードアップが容易になることも。
クレジットカードの合計額は個人信用情報機関には登録されていないため、その情報は会社ごとに異なります。
信用情報機関に登録される情報は簡潔で、
- クレジットカードや携帯電話の契約時期
- 過去2年分の入金状況
- 直近の請求額など
この情報が良好であれば、他のクレジットカードの契約が容易になります。
でも2年以内の遅延支払いや審査落ちがあると、次の契約に悪影響を与えるんです。
総じて、クレヒスはクレジットカードの多重申し込みにおいてはデメリットとなります。
審査が厳しいクレカから申込む
クレジットカードを複数枚申し込む際には、審査が厳しいとされるカードから先に申し込むと良いです。
短期間で2枚のクレジットカードを申し込んだ場合でも、
「1枚は審査が厳しいため、もう1枚は慎重に選んで申し込んだ」
という印象をカード発行会社に与えやすくなります。
クレジットカードの審査基準は公にされていないため、審査の厳しいカードを見極めるのは難しいかもしれません。
一般的に審査が厳しいといわれるのは、銀行系のクレジットカードです。
2枚目を作ったあとは次の申し込みまで6ヶ月は待つ
クレジットカードの新規申し込み情報はCICに6ヶ月間記録されます。
新たなカードを取得する場合、2枚目を申し込んだ日から最低でも6ヶ月の期間を空けてください。
6ヶ月以内に申し込んでも必ずしも審査に通らないこともありますが、緊急の理由がない場合は慎重に検討しましょう。
複数のクレジットカードが必要な場合は、審査が不要なカードを選択することも考慮できます。
一度審査に落ちた場合、再申し込みは最低でも6ヶ月後が良いでしょう。
クレジットカード会社は審査時に個人信用情報機関に照会し、申し込みの情報は6ヶ月間保管されます。
したがって、一度審査に落ちると次回の審査が難しくなる可能性があります。
現在所持しているカードで毎月決済を行う
毎月、保有しているクレジットカードで支払いを行います。
現行のクレジットカードを積極的に利用しており、新しいクレジットカードを取得することを検討しましょう。
未使用のクレジットカードがあると、発行元は利用がないのではないかと疑念を抱く可能性があります。
毎月、クレジットカードでわずかな支払いを行うことで、クレジットヒストリーが向上します。
既存のクレジットカードを一切使用していない場合は、解約を考慮しましょう。
現行のクレジットカードを有効活用した上で、新しいクレジットカードの取得を検討してください。
支払い遅延を起こさない
カードを利用する際は支払いの遅延に気をつけましょう。
毎月の利用も重要ですが、利用後の迅速な支払いも肝要です。支払いを怠るとクレジットヒストリーに悪影響が及びます。
遅延や延滞、滞納は避け、これらが繰り返されると最悪の場合、ブラックリストに登録されてしまいます。
ブラックリスト登録は5年以上継続し、クレジットカードの新規作成が難しくなります。
一度登録されると取り消す手段は、5年待つしかないため、慎重に支払いを行いましょう。
半年はクレジットカードを持ち続け、少額でも利用する
クレジットカードを取得後、少なくとも半年間は利用を継続することが望ましいです。
即座に解約すると、発行元からは「すぐに解約されるのでは?」と受け取られかねません。
半年以上の利用で、信頼性を高めましょう。
クレジットカードの利用を考える前に、「本当にこのカードを使うつもりがあるか」を検討することも大切。
キャンペーンなどで取得する場合も、慎重な判断が必要です。
キャッシング枠は0円に
クレジットカードを複数枚申し込む際には、キャッシングを利用せずに申し込むことで、審査通過率が向上します。
キャッシングを避けると、クレジットカードの審査では返済能力に関する質問がなく、審査がスムーズに進みます。
クレジットカードの審査は基本的に無担保で行われるため、返済リスクがない方が審査通過がしやすくなります。
複数のクレジットカードを短期間で申し込みたい場合は、毎月支払いを欠かさず行い、クレジットヒストリーを良好に保つことが重要です。
またキャッシング枠を0円に設定しておくことも審査通過のポイントです。
クレジットカード会社が審査で注目しているポイント

複数のクレジットカードを取得したいと考えると、審査が心配ですよね。
そこで複数のクレジットカードを取得する際の審査基準やポイントについてご紹介します。
支払い能力の有無
クレジットカードの審査において、最も重要なのは「申込者が支払い能力を有しているかどうか」です。
限度額は申込者の支払い能力に応じて設定されます。
しかし、その範囲内であれば、クレジットカードの所持枚数が多くても審査には影響しません。
過去にクレジットカードやローンの支払い延滞などの事故がある場合は、支払い能力がないと見なされ、
審査において大きなネガティブな影響を与える可能性があります。
条件内であれば無職やフリーターでも大丈夫
支払い能力は年収だけでなく、様々な要素で判断されます。
たとえ年収が低くても、2枚目や3枚目のクレジットカードを取得することが可能です。
フリーター、無職、学生、主婦であっても、以下の条件をクリアしていれば審査に通る可能性があります。
- 配偶者や同居の親が十分な年収を持っている
- 不動産収入がある
- 年金を受けている
- 豊富な預貯金がある
支払い能力を示す様々な要素が考慮され、これらが満たされていれば、クレジットカードの審査に通りやすくなります。
借金がある人は注意
借金があると、クレジットカードの審査に通らないのではないかと心配する方は多いでしょう。
借金やローンがあっても、収入とのバランスが取れていれば即座に審査に落ちることはありません。
ただし、借金が限度額いっぱいであるなど、借り過ぎの明白な場合は審査に不合格になる可能性が高まります。
キャッシング枠に関しては、貸金業法の総量規制で「年収の1/3まで」と制限されているため、
収入に比べて相応しくない割合の借金があると、キャッシング枠を設定することは難しいでしょう。
複数のカードを一度に申し込みのはNG
複数のクレジットカードを一度に又は短期間にわたり申し込むと、申し込みブラック(多重申込み)の対象になる可能性があります。
これは、延滞や破産などの事故情報ではなく、急な資金需要がある危険な状態と見なされます。
その結果、返済能力に疑問が生じ、審査に通りにくくなります。
では、申し込みをどれくらいの期間開けるべきでしょうか?
通常、クレジットカードの申し込み履歴は個人信用情報機関に6カ月間保存されますが、その後自動的に消去されます。
新たなカードを希望する場合は、前回の申し込み結果が出るまで待機し、その後6カ月経過してから申し込むのが適切です。
【まとめ】

クレジットカードの審査には、多重申し込みが悪影響を及ぼす可能性があります。
したがって、2枚までの申し込みにとどめ、3枚以上作る場合は6ヶ月の間隔を開けるよう心掛けましょう。
複数のクレジットカードを所有する際は、メインカードとサブカードを選び、用途に応じて使い分けることがおすすめ。
複数のクレジットカードを上手に活用することで、1枚だけ使用するよりもお得なポイントや特典が得られます。
クレジットカードの選び方も重要で、目的を明確にし、相性の良いものを選ぶよう心がけましょう。
初めてのクレジットカード選びでは、衝動的な申し込みもあるかもしれません。
でも3枚目や4枚目では他のカードとの組み合わせを考慮する必要があります。
重複するサービスや特典は避け、組み合わせによるメリットや初めのカードのデメリットの補完を考えながら選ぶことが重要です。
カード選びは組み合わせを中心に、どれだけメリットがあるかを考えながら楽しむこともできます。
クレジットカードをたくさん作ることのメリットとデメリットとは?では、より多くのクレカを作った時のメリットデメリットを解説しています。
この記事と併せて読むことで、クレカをたくさん作ることの問題点などをより理解できます。
【Q&A】

- Qクレジットカードは1人何枚まで持てますか?
- A
クレジットカードは何枚でも持てますが、入会審査は会社によって異なります。カードを増やすと、管理や年会費が増える可能性があります。通常は3〜4枚のカードを使い分けるのがおすすめです。
- Qクレジットカードの審査に落ちたら信用履歴に残りますか?
- A
クレジットカード審査不合格時、信用情報機関に履歴が残ります。これはCIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターなどが該当します。審査不合格の履歴は通常、約半年から1年で消失します。
- Qクレジットカードの作りすぎは何枚からですか?
- A
クレジットカードを過剰に作ると、信用力が低く見られる可能性があります。カード会社は審査時に、信用情報機関からカードの保有数や利用状況を確認します。多くのカードを持つと、利用金額のリスクや適切な管理が難しい印象を与え、審査で不利になることがあります。明確な作成基準はないが、目安としては半年に3枚以内が良いとされています。
- Qクレジットカードは何枚まで審査に通りますか?
- A
クレジットカードの審査は、カード会社や信用力に依存します。審査では、信用情報機関からカード保有枚数や利用状況が確認されます。多くのカードを持つと、利用金額増や管理不足の印象を与え、審査に落ちる可能性も。通常、2〜4枚のカードを使い分けることがおすすめです。
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