クレジットカード審査での失敗は、誰でも不安とストレスの原因ですよね。
ちゃんと申し込んだのに、「この度はクレカ発行の見送り」的なメッセージはホントに落ち込みます。
カード会社の審査に通らないといった背景には、下記の3つの原因があります。
- 信用情報が悪い
- 申し込み情報が不十分
- 申し込み条件を満たしていない
この3つのうち、1つか2つが当てはまれば、クレカを作れない原因であり理由です。
この記事を読んで、もし3つの原因に当てはまるのなら、クレカゲットは難しいかも。ヤバいですよ。
でもクレカが作れることができない理由と対処方法が分かれば大丈夫です。
この記事では、クレジットカード審査に失敗する3つの原因の詳しい解説と対処方法を紹介してます。
クレカの審査では「信用情報」「申し込み情報」「申し込み条件」の他にもチェックしているポイントもあるんです!
この記事の情報を活用することで、あなたのクレカの審査における不安や疑問点が解消できるので、ぜひご覧ください。
クレジットカードの審査に落ちる主な理由と対策

クレジットカードを作るには、カード会社の審査を通過しなければなりません。
審査では、申し込みフォームで入力した情報や、個人信用情報機関に登録されている情報をもとに、返済能力や信用度を判断されます。
しかし、審査に落ちてしまう人も少なくありません。
どうして審査に落ちるのでしょうか?
審査に落ちる理由はさまざまですが、大きく分けると以下の3つになります。
- 信用情報が悪い
- 申し込み情報が不十分
- 申し込み条件を満たしていない
それぞれの理由と対策について詳しく見ていきましょう。
信用情報が悪い

信用情報とは、クレジットカードやローンなどの利用履歴や返済状況のことです。
CICやJICCなどの個人信用情報機関に保存されており、カード会社は審査の際にこれらの情報を確認します。
信用情報が悪いということは、以下のような場合を指します。
- 過去に返済遅延や債務整理などの金融事故を起こした
- 他社からの借入金額や件数が多い
- 初めてクレジットカードを申し込んだ(スーパーホワイト)
- クレジットカードを多数所有している
- 短期間で複数枚のカードを申し込んだ(申し込みブラック)
- カード会社からブラックリストや社内ブラックに登録された
これらの場合は、カード会社から「返済能力が不足している」「信用度が低い」と判断されやすく、審査に落ちる可能性が高くなります。
特に金融事故を起こした場合は、ブラックリストと呼ばれるリストに登録されてしまい、5年から10年間はほとんどのカード会社から拒否されるでしょう。
信用情報が悪い場合の対策
信用情報が悪い場合の対策は、以下のようなものがあります。
- 金融事故を起こした場合は、ブラックリストから抹消されるまで待つ
- 他社借入が多い場合は、随時返済や借り換えで借入金額や件数を減らす
- スーパーホワイトや申し込みブラックの場合は、健全なクレヒスを積み上げる
- クレジットカードを多数所有している場合は、必要なものだけに絞って解約する
信用情報は定期的に更新されますが、一度傷つけてしまうと修復するのは容易ではありません。
できるだけ返済遅延や金融事故を起こさないように注意しましょう。
申し込み情報が不十分

申し込み情報とは、カード会社に申し込む際に入力する個人情報のことです。
申し込み情報が不十分ということは、以下のような場合を指します。
- 収入が少ない
- 職業が不安定
- 勤続年数が短い
- 無職
- 賃貸物件に住んでいる
- 住所不定
これらの場合は、カード会社から「収入源が不安定である」「生活基盤が不安定である」と判断されやすく、審査に落ちる可能性が高くなります。
特に年収や職業は重要で、年収が100万円程度のフリーターや無職の人は、高級カードやキャッシング枠のあるカードはほぼ無理でしょう。
申し込み情報が不十分な場合の対策
申し込み情報が不十分な場合の対策は、以下のようなものがあります。
- 収入が少ない場合は、年収を上げるか、収入証明書を提出する
- 職業が不安定や無職の場合は、派遣社員やパートなどの職に就く
- 勤続年数が短い場合は、同じ会社で働き続ける
- 住所不定の場合は、固定の住所を持つ
申し込み情報は、カード会社にとって返済能力や信用度を判断する重要な要素です。
申し込み条件を満たしていない

申し込み条件とは、カード会社が設定する入会の基準のことです。
申し込み条件を満たしていないということは、以下のような場合を指します。
- 年齢制限や学生専用などの特別な条件に当てはまらない
- 申し込み内容に誤りや不備がある
- 虚偽の申告をした
これらの場合は、審査以前に申し込み自体が受け付けられないか、無効にされる可能性が高くなります。
特に虚偽の申告をした場合は、カード会社から信用を失ってしまい、今後もカードを作ることができなくなるかもしれません。
申し込み条件を満たしていない場合の対策
申し込み条件を満たしていない場合の対策は、以下のようなものがあります。
- 自分に合ったカードを選ぶ
- 申し込みフォームを正確に入力する
- 虚偽の申告をしない
クレジットカードにはさまざまな種類や特徴があります。
自分の年齢や収入、職業、利用目的などに応じて、最適なカードを選ぶことが大切です。
申し込みフォームは必ず正確に正直に入力し、虚偽の申告は絶対にやめましょう。
できるだけ安定した収入と生活基盤を持つ

以上が、クレジットカードの審査に落ちる主な理由と対策になります。
クレジットカードを作る際には、自分の信用情報や申し込み情報、申し込み条件を確認しておくことが重要です。
審査に通るためには、返済能力や信用度を高めることが必要です。
できるだけ安定した収入と生活基盤を持ち、返済遅延や金融事故を起こさないように注意してください。
クレジットカードの審査に落ちたときの対処法とコツ

クレカの審査に落ちてしまっても、あきらめる必要はありません。
再申し込みをするときに、以下の5つのポイントを押さえておけば、審査に通る可能性が高まります。
- 自分の信用情報を確認する
- 他社での借入を減らす
- 最低6ヶ月の期間を空ける
- 審査が甘い流通系のカードを選ぶ
- キャッシング枠をつけない
- デポジット型のクレカを検討する
1. 自分の信用情報を確認する

クレジットカードの審査に落ちた理由は、信用情報に問題があることが多いです。
信用情報とは、過去にローンやクレジットカードなどで支払いを滞納したり、債務整理をしたりした履歴のことです。
信用情報は、本人が開示請求をすれば、内容を見ることができます。
信用情報に異常があれば、それが原因で審査に通らない可能性が高いです。
また、同姓同名の他人の情報が誤って登録されている場合もあります。
そのため一度信用情報を確認しておくことをおすすめします。
信用情報に問題がある場合は、その問題を解決するか、ブラックでも作れるクレジットカードで利用実績を積むことが必要です。
2. 他社での借入を減らす

他社からの借り入れがある場合、新たなクレジットカードを申し込む前に、まずはその借金を完済しましょう。
カード会社は、借金状況を簡単に調査できますので、未返済の借金がある場合、信用情報に不利な影響を及ぼす可能性があります。
他社借入状況の調査
クレカを申し込む際、各カード会社は信用情報機関を通じて、申し込み者の情報を入手します。
これには他社での借入状況も含まれます。
従って、他社からの借り入れがあっても、それが瞬時に判明します。
借入状況と審査
借り入れがある場合、新しいクレカを申し込んだ際、カード会社は借金の返済を目的としたものであると捉えることがあります。
他社での借り入れがあるからといって必ずしも審査に落ちるわけではありません。
ですが、借金額を最小限に抑えることは審査通過率を高める助けとなります。
3. 最低6ヶ月の期間を空ける

クレカの申し込み履歴は、6ヶ月間信用情報に残ります。
そのため、短期間に何度も申し込みをすると、審査に不利になります。
申し込み履歴が多いということは、カード会社から見ても信用度が低くなります。
審査結果の回答を受けてから最低でも6ヶ月間は空けた方が良いでしょう。
その間に信用情報や返済能力を改善することで、次回の審査に備えてください。
4. 審査がゆるい流通系のクレカを選ぶ

クレカの審査基準は、カード会社やカードの種類によって異なります。
同じ条件でも、審査に通りやすいカードと通りにくいカードがあります。
一般的に、審査が「緩い」「甘い」とされているのは、流通系のカードです。
もちろんカード会社は審査が「緩い」「甘い」を宣伝していません。
流通系で人気のクレカ(審査に通りやすい)
- 楽天カード
- セゾンカード
- エポスカード
- イオンカード
流通系のカードは年収や職業などの条件が厳しくなく、案外簡単に誰でも作れる場合があります。
もちろんポイント還元率や特典も充実しています。
審査に不安がある方は、流通系のカードから選んでみると良いでしょう。
5. キャッシング枠をつけない

キャッシング枠とは、クレジットカードで現金を借りることができる枠のこと。
キャッシング枠をつけると、利用枠が大きくなりますが、その分審査も厳しくなります。
キャッシング枠は総量規制という法律によって制限されています。
総量規制とは、年収の3分の1以上の借入を禁止する法律です。
例えば、他社カードでキャッシング枠を持っているとします。
あなたが新たに申し込んだカードで希望するキャッシング枠と合わせて総量規制の上限を超えてしまう可能性があります。
その場合、審査に落ちます。
キャッシング枠は後から付けたり増額するこは可能です。
審査に通ることを優先するなら、申し込み時にはキャッシング枠をつけない方が良いでしょう。
6.デポジット型のクレカを検討する

クレカの審査に通らない方でも、デポジット型のカードなら作ることができます。
デポジット型とは、保証金を預けてカードを発行するタイプのことです。
Nexus Card(ネクサスカード)は、このようなデポジット型のクレカです。
デポジット型のクレジットカードの特徴
- 保証金の額が利用限度額になる
- 使いすぎる心配がない
- カードを解約すると保証金が全額返却される
- クレジットヒストリーを作ることができる
クレジットヒストリーとは、クレカの利用や返済の履歴のことで、信用情報に反映されます。
クレジットヒストリーが良好であれば、審査に通りやすくなります。
そのため、ブラックの方は、審査が甘いNexus Card(ネクサスカード)でクレジットヒストリーを作ることをおすすめします。
クレジットカードの審査で見られるポイントと重要なこと

クレジットカードを作るときには、カード会社から審査を受けなければなりません。
審査では、「属性情報」と「信用情報」の2つと同時に、「返済能力」と返済意思もチェックされます。
しかし、審査基準はカード会社ごとに異なりますし、公開されていません。
だからといって、審査に通るためには何もできないというわけでもありません。
ここでは審査で見られるポイントと重要なことをご紹介します。
属性情報

属性情報とは、申込者の年収や職業、勤務先、住居形態などの個人情報のことです。
これらの情報から、申込者がカードを利用する際に支払いができる能力があるかどうかが判断されます。
属性情報は申込書やウェブサイトで入力することになりますが、正確に記入するようにしましょう。
虚偽の申告は審査に落ちる原因になります。
収入がないからといって学生は審査に通らないわけではありません。
学生でもカード会社が設定した条件を満たしていれば審査に通ります。
信用情報

信用情報とは過去にクレジットカードやローンなどを利用した際の、支払い履歴や借入状況などの金融取引の履歴のこと。
信用情報は、本人が開示請求をすれば、内容を見ることができます。
信用情報に問題がある場合は、それが原因で審査に通らない可能性が高いです。
例えば、携帯電話やスマートフォンの分割払いでも支払い遅延があれば、信用情報に記録されます。
支払い遅延は信用度を下げる要因になりますので、注意しましょう。
返済能力

カード会社が一番気にすることは、利用者が使ったお金をきちんと返せるかどうかです。
そのため返済能力(capacity)は、審査で最も重要視される要素です。
返済能力を判断するためには、収入だけでなく収入の安定性も見られます。
定職に就いていて毎月一定以上の収入がある方が評価されやすいです。
全くの無職や全く収入がない方は、基本的に審査に通りません。
ただし専業主婦(主夫)や学生の場合は、配偶者や保護者の収入があれば審査に通る可能性があります。
返済意思

返済能力だけでなく、返済意思(character)も審査で見られるポイント。
返済意思とは契約通りに支払いをするかどうかという人間性のことです。
たとえ経済的には返済能力があっても、支払いをしないという態度をとる人は、カード会社から信用されません。
クレジットカードの契約は、保証人や担保がなく、本人の信用だけで行われる信用取引です。
そのため、信用がおける人かどうかというのは、かなり重要な要素になります。
返済意思は、書類上のデータから評価されます。
例えば過去に支払い遅延や債務整理などの金融トラブルがあれば、返済意思が低いと判断されます。
資産や財産

先ほど説明した4つの要素に比べると、この資産や財産の項目はあまり重視されない部分と言えます。
クレジットカードの審査でいう資産や財産(capital)というのは、主に住居のことです。
住居は、支払い途中で連絡が取れなくなるというリスクを防ぐという意味で、以下の2つの点がチェックされます。
- 持ち家か賃貸か
- 居住年数
持ち家で居住年数が長い方が、引っ越したりして連絡が取れなくなるリスクは低いと判断されます。
一方で賃貸物件の場合、引越ししやすい環境にあるため、持ち家の方より評価が低くなります。
クレジットカードを作れない理由を調べる

クレジットカードの審査に不合格になる理由は、通常、カード会社から直接教えてもらうことは難しいです。
難しいというか、教えてくれません。
しかしあなた自身の信用情報をチェックすることで、審査の結果を理解する手がかりを得ることができます。
信用情報の開示請求を行い、以下の情報を確認できます。
- 個人情報: 住所、氏名、年齢、勤務先など
- 金融情報: 請求額、支払い残高、契約した会社、クレカやローンの申し込み履歴、契約した金額、延滞や保証履行、破産の有無など
信用情報の開示請求を行うことで、クレジットカードの申し込み履歴やローン残高、延滞の有無などについても詳細に知ることができます。
信用情報機関について
クレジットカードやローンなどの金融契約情報や個人情報は、一般的に「信用情報機関」と呼ばれる組織に記録されています。
日本国内には約3つの主要な信用情報機関が存在し、それぞれ異なる情報を管理しています。
これらの信用情報機関は以下の通りです。
- CIC(株式会社シー・アイ・シー): カード会社や信販会社などの情報を管理
- JICC(株式会社日本信用情報機構): 消費者金融などの情報を管理
- KSC(全国銀行個人信用情報センター): 銀行や信用金庫などの情報を管理
これらの信用情報機関は異なる組織ですが、情報は共有されています。
特にCICは多くのクレジットカード会社や信販会社の情報を保有しています。
信用情報機関への情報開示の方法と手順

信用情報機関に情報を開示する方法は、次の3つがあります。
手順についても難しいことはありません。
方法
- インターネットでの開示
スマートフォンやパソコンから簡単にアクセスし、即座に情報を確認できます。
毎日8時から21時45分まで利用可能です。 - 郵送での開示
申込書を送付し、約10日後に情報を受け取ります。 - 窓口での開示
全国に7か所の窓口があり、そこで申し込みを行います。
インターネットでの開示が最も簡単で、手数料は1,000円(税込)かかります。
ただし、クレジットカードまたはデビットカードが必要です。
クレジットカードが利用できない場合は、他の方法を選択しましょう。
手順
手持ちのクレジットカードやスマートフォンが対応しているか事前に確認し、以下の手順に従って情報を開示できます。
- クレジット契約時に使用した電話番号から、指定の番号にかけて受付番号を取得します。
- スマートフォンでの操作方法に従い、「ご利用前の最終確認へ」→「スマートフォンで開示を行う」をタップします。
- 氏名、電話番号などの情報を入力します。
- 開示報告書を開くためのパスワードをメモし、情報をダウンロードします。
文字で手順を説明すると、多少複雑かもしれません。
でも指示に従いながら進めれば問題ありません。
クレジットカードを作れないのはブラックリストに入ってるから?

クレジットカードを作るには、カード会社の審査を受ける必要があります。
審査では、申込者の「属性情報」と「信用情報」が見られます。
- 属性情報とは、年収や職業などの個人情報のこと
- 信用情報とは、過去にクレジットカードやローンなどを利用した際の履歴のこと
審査では、これらの情報をもとに、申込者がカードを利用しても支払いができるかどうかが判断されます。
審査基準はカード会社ごとに違いますし、公開されているわけではありません。
審査に通るかどうかも、申し込んでみないとわかりません。
ブラックリストに入っている人は、ほぼ100%審査に通らない

一つだけ確実に言えることは、ブラックリストに入っている人は、ほぼ100%審査に通らないということです。
ブラックリストとは、先ほど説明した信用情報機関が管理する金融取引の履歴の中で、問題があった人のリストのことです。
信用情報機関には、クレジットカードやローンなどの申し込み状況や利用状況が登録されています。
カード会社は、これらの情報を照会して、申込者の信用度を確認します。
ブラックリストに入っている人とは、以下のような人のことです。
- 支払いが61日以上遅れた人
- 債務整理をした人
- 自己破産をした人
一度ブラックリストに入ってしまうと、支払い遅延の場合は5年間、債務整理や自己破産の場合は10年間は抹消されません。
その間は、新たなクレジットカードを作ることはできません。
また、支払い遅延が数日程度でも繰り返されると、ブラックリストに入る可能性があります。
特に審査が厳しいカード会社は、一度でも遅延があれば審査に落ちることもあります。
クレジットカードの支払いは、毎月きちんと行うようにしましょう。
支払い日や金額は、利用明細書やオンラインで確認できます。
クレジットカードを作れない人の割合はどのくらい?
クレジットカードを作りたくても審査に通らない人もいます。
クレジットカードの審査通過率はどれくらいなのでしょうか。
日本クレジット協会「クレジット関連統計」 のデータをもとに、過去6年間の申込件数と契約件数から審査落ち件数を算出しました。
年 | 申込件数(万件) | 契約件数(万件) | 審査落ち件数(万件) | 審査落ちの割合 |
---|---|---|---|---|
2017年 | 3,066 | 2,328 | 738 | 24.0% |
2018年 | 3,109 | 2,361 | 748 | 24.1% |
2019年 | 3,362 | 2,559 | 803 | 23.9% |
2020年 | 2,799 | 2,067 | 732 | 26.2% |
2021年 | 3,141 | 2,363 | 778 | 24.8% |
2022年 | 3,587 | 2,699 | 888 | 24.8% |
この表からわかるように、クレジットカードに申し込む人のうち、約4人に1人は審査に落ちています
審査通過率は、おおよそ75%程度です。
クレジットカードが作れない人のための代替カード
クレジットカードは便利ですが、審査に通らないと作れません。
審査に通らない原因は人それぞれですが、金融トラブルの経験や収入の不安定さなどが影響します。
でもクレジットカードが作れなくても、支払いに困ることはありません。
クレジットカードと同じように使える代替カードはたくさんあります。
ここでは3つの代替カードを紹介します。
家族カード

家族カードは、家族でクレジットカードを共有する方法。
メインカードの持ち主がサブカードを発行し、サブカードの持ち主が利用できます。
サブカードはメインカードと同じ条件で使えます。
家族カードの特徴は以下の通りです。
- サブカードの審査は簡単
- サブカードの年会費は安いか無料
- 家族でポイントを貯めやすい
- 家族で支払い管理がしやすい
- サブカードの利用者はメインカードの持ち主に責任を持たれる
- サブカードの利用者は支払い方法を変更できない
- サブカードの利用者は信用情報を作れない
家族カードは、クレジットカードが作れない人でも、メインカードの持ち主に許可を得れば作れます。
ただしサブカードの利用者はメインカードの持ち主に依存することになります。
家族でルールを決めて利用することが大切です。
デビットカード

デビットカードは、銀行口座に紐づけられたカードです。
デビットカードを使うと、口座からすぐに引き落とされます。
デビットカードにはクレジット機能がないため審査が不要。
デビットカードの特徴は以下の通りです。
- 審査が不要
- 使い過ぎを防げる
- クレジットカードと同じ店舗で使える
- ポイントやキャッシュバックもある
- 口座残高が必要
- 利用可能店舗が限られる
- 信用情報を作れない
デビットカードは、口座残高さえあれば誰でも作れる便利なカードです。
しかし口座残高が足りなければ使えませんし、利用限度額も低く設定されています。
クレカと違うところは、信用情報を作ることができない。
そのため将来的にクレジットカードを作りたい場合は、信用情報を改善する必要があります。
プリペイドカード

プリペイドカードは、事前にお金をチャージして使えるサービスです。
プリペイドカードにもクレジット機能がないため審査が不要です。
プリペイドカードの特徴は以下の通り。
- 審査が不要
- 使い過ぎを防げる
- クレジットカードと同じ店舗で使える
- ポイントやキャッシュバックもある
- チャージ手数料がかかる
- 利用可能金額がチャージした金額に依存する
- 信用情報を作れない
プリペイドカードは、チャージさえすればクレジットカードと同じように使える便利なカードです。
いちばんのデメリットはチャージには手数料がかかりますし、利用可能金額はチャージした金額に限られます。
デビットカード同様に信用情報を作ることもできません。
このクレカが作れなかったら信用情報が悪いかも【おすすめクレカ】
これから紹介するクレジットカードは、数あるクレジットカードの中でも、審査が「甘い」「緩い」といわれています。
よほどの金融事故を起こしていない限り、誰でも審査に通りやすく、すぐに作れるんです。
言い方を変えれば、これらのクレジットカードが作れなかったら、あなたの信用情報は、まず良くないといえます。
- セゾンカード デジタル
- 楽天カード
- エポスカード
- イオンカード
- JCB カード W
- ネクサスカード
セゾンカード デジタル【国内初の完全ナンバーレスカード】

特徴
SAISON CARD Digital(セゾンカード デジタル)は、カード番号が券面に印字されていない「完全ナンバーレス」のクレジットカードです。
デジタルカードが最短5分で専用スマホアプリに発行されたあと、後日プラスチックカードが届きます。
カード番号や利用明細はスマートフォンアプリ「セゾンPortal」で確認できます。
また、お申し込み後最短5分でデジタルカードを発行し、オンラインショッピングや電子決済にすぐに利用できます。
年会費は永久無料で、国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、アメリカンエキスプレスから選べます。
基本情報
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA・Master・JCB・Amex |
還元率 | 0.5% |
ポイント種類 | 永久不滅ポイント |
マイル交換 | ANA・JAL |
ETCカード | 無料 |
家族カード | 無料 |
国内旅行保険 | なし |
海外旅行保険 | なし |
付帯サービス | カード不正利用補償、他多数 |
タッチ決済 | ID・QUICK Pay・Suica・Pasmo |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay |
最短発行時間 | 最短5分 |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
メリット・デメリット
- ⭕️カード番号が券面にないため、盗み見やスキミングなどの不正利用を防ぐことができる。
- ⭕️スマホアプリでカード情報や利用明細を確認できるため、管理が簡単。
- ⭕️カードデザインを気分に合わせて変更できるため楽しい。
- ポイント還元率は0.5%と普通
こんな方におすすめ
- とにかく少しでも早くクレカが欲しい
- 年会費を無料で使いたい
- スマホアプリで簡単にカード情報や利用明細を確認したい
- オンラインショッピングや電子決済をよく利用する
- 年会費が永久無料で入会キャンペーンも豊富なカードを探している
楽天カード【楽天ポイントがザクザク貯まる】

特徴
楽天カードの特徴でありいちばんのメリットは、年会費永年無料で楽天ポイントがザクザク貯まるところ。
楽天ポイントはマイルや他のポイントにも交換できるので、なにかと便利です。
勤務先への在籍確認の可能性も低いので気軽に入手できるクレジットカードとして人気です。
年会費も無料なのでスマホに登録しておいて使わなくても費用はかかりません。
楽天カードを楽天Payに登録することで、楽天ポイントを三重に獲得することができるんです。
複数カードを所有するカードのうち、絶対に持っておきたいカードでしょう。
基本情報
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA・Master・JCB・Amex |
還元率 | 1% |
ポイント種類 | 楽天ポイント |
マイル交換 | ANA |
ETCカード | 年会費550円(ダイアモンド・プラチナは無料) |
家族カード | 無料 |
国内旅行保険 | なし |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 |
付帯サービス | カード盗難保険など多数 |
タッチ決済 | VISA・Master・JCBはタッチ決済可能 |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay・楽天Pay・QUICPay |
最短発行時間 | 通常1週間〜10日前後 |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
メリット・デメリット
- ⭕️楽天Payや楽天ポイントカードなどを合わせるとポイント三重取り可能
- ⭕️楽天ポイントの使い道や交換先が豊富
- ⭕️楽天市場の利用でいつでも還元率3.0%
- 公共料金の支払いでは還元率が0.2%に下がる
- 国内旅行傷害保険がない
- カード発行まで時間がかかる
キャンペーン情報
- 新規入会と利用で合計5,000ポイントもらえます
- 楽天ペイアプリを始めると最大1000ポイントがもらえる
こんな方におすすめ
- 楽天市場や楽天トラベルなど楽天グループをよく利用する人
- とにかく楽天ポイントをたくさん貯めたい人
- 年会費をずっと無料で使いたい人
- クレジットカードの2枚持ちを考えている方
エポスカード【ポイントを2倍から30倍までアップ可能】

特徴
エポスカードは、入会金・年会費永年無料のクレジットカード。
最短即日発行が可能で、海外旅行保険が自動付帯されています。
国際ブランドはVisaで、カード番号が券面に印字されていない「完全ナンバーレス」のデザイン。
エポスポイントという独自のポイント制度があり、お買い物や家賃の支払いなどでポイントが貯まります。
エポスNetというオンラインサービスや、エポスアプリで、カード情報や利用明細を確認したり、ポイント交換やキャッシングなどの手続きができます。
基本情報
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA |
還元率 | 0.5% |
ポイント種類 | エポスポイント |
マイル交換 | ANA |
ETCカード | 無料 |
家族カード | なし |
国内旅行保険 | なし |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 |
付帯サービス | tsumiki証券で少額から投資 |
タッチ決済 | Visaタッチ決済・QUICPay |
スマホ決済 | Apple Pay・EPOS Pay |
最短発行時間 | 最短5分 |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
メリット・デメリット
- ⭕️海外旅行保険が自動付帯されている
- ⭕️年4回のマルコとマルオの7日間で10%OFF
- ⭕️エポスポイントUPサイトに登録されたネットショップでの買い物をで、還元率2〜30倍にアップ
- ⭕️カード番号が券面にないため、盗み見やスキミングなどの不正利用を防止
- ⭕️家賃の支払いでもポイントが貯まる
- 基本の還元率は0.5%と低め・・・
キャンペーン情報
- スターバックス カードオンライン入金・オートチャージするとエポスポイントを2倍プレゼント
こんな方におすすめ
- とにかく少しでも早くクレカが欲しい
- マルイや優待を多く使う
- 年会費をずっと無料で使いたい
- 全国のさまざまな店舗で優待を受けたい
- スマホアプリで簡単にカード情報や利用明細を確認したい
イオンカード【イオングループでお得にお買い物ができる】
特徴
※イオンカードはネットやスマホアプリで、カード情報は確認できませんが、デジタルカードとして発行されるので掲載しました。
イオンカードは、クレジットカードと電子マネーWAONが一体となったカードです。
最短5分でデジタルカードが発行されて、すぐに利用することができ、後日プラスチックカードが届きます。
イオンモールやイオンのスーパーなどでの利用が多い方に特化しているんです。
WAON POINTは1P=1円で使え、イオングループのお店だけでなく、コンビニや飲食店などで使える便利な電子マネーです。
イオンカードセレクトは、イオン銀行を同時に申し込み、クレカ機能とキャッシュカード、WAONが一体のカードでとても便利です。
,基本情報
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA・Master・JCB |
還元率 | 0.5% |
ポイント種類 | WAON POINT |
マイル交換 | JAL |
ETCカード | 無料 |
家族カード | 無料(3枚まで) |
国内旅行保険 | なし |
海外旅行保険 | なし |
付帯サービス | ショッピングセーフティ保険 |
タッチ決済 | 対応 |
スマホ決済 | Apple Pay・AEON Pay・かながわPay |
最短発行時間 | 最短5分(21:30までの申し込み) |
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
メリット・デメリット
- ⭕️イオングループの対象店舗でのご利用はいつでもポイント基本の2倍
- ⭕️毎月20日・30日は5%OFF
- ⭕️カード番号は裏面に記載されており覗き防止
- 旅行保険がない
こんな方におすすめ
- とにかく少しでも早くクレカが欲しい
- イオングループの店舗をよく使う人
- 旅行保険がないのでお買い物専用として使いたい人
- キャッシュカードと一体になったクレカを使いたい人
- 年会費をずっと無料で使いたい人
JCB カード W【18〜39歳限定でポイントが常に2倍以上】
特徴
JCBカードWは、18歳~39歳の方を対象とした、年会費永年無料でポイント還元率の高いクレジットカードです。
JCB一般カードのポイント還元率は、0.5%ですが、JCBカードWは2倍の1.0%なので、かなりのお得感です。
また【JCBカードW Plus L】という女性専用のカードも用意されており、女性向けの保険やサービス、優待などがあります。
カード番号が券面に印字されていない「完全ナンバーレス」のデザインでセキュリティ面でも安心できるでしょう。
16桁の番号などのカード情報や利用明細は、MyJCBアプリで確認ができます。
カード番号が券面に印字されている通常のカードもあります。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB |
還元率 | 1.0% |
ポイント種類 | Oki-Dokiポイント |
マイル交換 | ANA・JAL |
ETCカード | 無料 |
家族カード | 無料 |
国内旅行保険 | なし |
海外旅行保険 | 最高2,000万円、ショッピングガード保険最高100万円 |
付帯サービス | 利用通知や使いすぎ防止アラートの設定、他 |
タッチ決済 | QUICK Pay |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay |
最短発行時間 | ナンバーレスなら最短5分(9:00~20:00) |
申し込み条件 | 満18歳~39歳(高校生は除く) |
メリット・デメリット
- ⭕️最高100万円の海外ショッピングガード保険が付帯
- ⭕️最高2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯
- ⭕️いつでもポイントが2倍
- ⭕️女性専用のJCBカードW plus Lがある
- 国内旅行の保険がない
- キャンペーン情報
キャンペーン情報
- 新規入会限定で、Amazonで買い物に利用すると最大10,000円キャッシュバック!(2023年9月30日まで)
- ・家族追加で最大4,000円キャッシュバック!
こんな方におすすめ
- 18歳~39歳で初めてクレジットカードを持ちたい人
- 年会費をずっと無料で使いたい人
- スターバックスやAmazon、セブンイレブンでよく買い物する人
- 入会キャンペーンも豊富なカードを探している人
- スマホアプリで簡単にカード情報や利用明細を確認したい人
Nexus Card(ネクサスカード)

Nexus Card(ネクサスカード)は、前述したデポジット型クレジットカードです。
Nexus Cardは、18~19歳の学生(高校生を除く)やアルバイトの方も申し込みができます。
デメリットは事前にデポジット(保証金)を預けることでしょう。
デポジットの範囲は、5万円~200万円で、デポジットと同額がカードのご利用限度額となります。
【まとめ】クレジットカード審査に落ちる主な理由と対策

これまでクレカ審査に落ちる理由や対策などを解説してきましたが、最後に【まとめ】で締めくくりたいと思います。
審査に落ちる主な理由は下記の通りです。
- 信用情報が悪い
- 申し込み情報が不十分
- 申し込み条件を満たしていない
信用情報が悪い
信用情報は、カード会社の審査で最も重要な要素。
クレジットカードやローンの履歴、返済遅延、金融事故、借入金額、カード所有数などが含まれます。
不良な信用情報は審査に不利に影響し、特に金融事故を起こすとブラックリストに登録され、カード取得が難しくなります。
信用情報が悪い場合の対策
- 金融事故がある場合、ブラックリストからの抹消を待つ
- 返済や借り換えを行って借入金額と件数を減らす
- 健全なクレジットヒストリーを構築する
- 不要なクレジットカードを解約する
申し込み情報が不十分
申し込み情報は、カード会社が返済能力と信用度を評価する重要な情報源。
これには収入、職業、勤続年数、住居状況などが含まれます。
不十分な情報は審査に影響し、特に収入や職業の不安定性が問題となります。
申し込み情報が不十分な場合の対策
- 収入が少ない場合、収入を増やすか収入証明書を提出する
- 職業が不安定な場合、安定した職に就く
- 勤続年数が短い場合、同じ会社で働き続ける
- 住所が不定の場合、固定の住所を持つ
申し込み条件を満たしていない
申し込み条件はカード会社が設定する基準です。
これに合致しない場合、借金がなく信用情報が良好でも審査には通りません。
条件には年齢制限や学生専用などが含まれます。
誤った情報や虚偽の申告も問題となります。
申し込み条件を満たしていない場合の対策
- 適切なカードを選ぶ
- 申し込み情報を正確に入力する
- 虚偽の申告を避ける
信用情報の重要性
信用情報はクレジットカード審査で重要な要素であり、返済能力や信用度を判断します。
信用情報は信用情報機関によって管理され、金融取引履歴や個人情報を含みます。
信用情報機関について
信用情報機関は信用情報を管理する組織であり、主要なものにCIC、JICC、KSCがあります。
これらの情報機関は異なる情報を管理し、情報は共有されています。
信用情報の開示
信用情報を知るために信用情報機関に情報開示をリクエストする方法が3つあります。
- インターネットでの開示
- 郵送での開示
- 窓口での開示
インターネットでの開示が最も便利で、手数料は1,000円かかります。
信用情報の開示手順
情報開示を行うためには、対応する手順に従います。
これには電話番号の取得、オンラインフォームの入力、パスワードの設定、情報のダウンロードなどが含まれます。
信用情報の確認を通じて、クレジットカード申し込みの成功または失敗の要因を理解できます。
最後に
クレジットカードの審査において、信用情報、申し込み情報、そして申し込み条件を満たすことが大切です。
信用情報はクレジットカード審査において極めて重要な要素であり、それを理解し、適切に管理することが成功への第一歩です。
信用情報機関による情報開示を通じて、自身の信用情報を確認し、改善策を講じることができます。
最終的に、慎重に審査に臨み、信用を高めるための取り組みを怠らないことが、クレジットカードの取得に向けた成功への鍵となります。
【Q&A】

- Qクレジットカードの審査に通るために何が必要ですか?
- A
まずは信用情報が良好で返済履歴が優れていることです。
正確な収入情報と個人情報の提供、そして審査基準を確認し、自分に適したクレジットカードを選ぶことが大切です。
- Qクレジットカードの審査に通らない原因は?
- A
クレジットカードの審査に通らない主な原因は、信用情報が悪い、申し込み情報が不十分、申し込み条件を満たしていないことです。
- Qクレジットカードが作れない理由を調べることはできる?
- A
はい。
クレジットカードが作れない理由は、信用情報機関に自身の信用情報を確認し、過去のクレジット履歴や借入金額を確認することで調べることができます。
- Qクレジットカード作れないのはブラックリストに登録されているから?
- A
はい。
一部の場合、ブラックリストに登録された個人はクレジットカードを作れないことがあります。
特に金融事故を起こした場合、ブラックリストに登録され、一定期間内に多くのカード会社から拒絶されることがあります。
- Qクレジットカードが作れない人の割合は?
- A
申し込み者100人に対して、クレカが作れない人は25人と言われています。